家づくりを成功させる!展示場見学後の家族会議で「費用感」を比較する3つのコツ


「注文住宅を建てたい!」そう思って、夢いっぱいで住宅展示場を訪れたものの、たくさんのハウスメーカーや工務店の話を聞いて、結局どこがいいのか分からなくなってしまった…という経験はありませんか?

特に、各社の見積もりや坪単価、オプション費用など、費用感の違いを正確に比較するのは、とても難しいですよね。

この記事では、住宅展示場を見学した後に、家族みんなで「費用」に焦点を当てて話し合うための「家族会議のやり方」をご紹介します。このコツを実践すれば、ぼんやりしていたお金のことがクリアになり、家づくりへの道筋がぐっと見えてきますよ。


なぜ展示場見学後の「家族会議」が重要なのか?

展示場で営業担当者から聞く話は、どれも魅力的に聞こえるもの。しかし、その場で即決できる人はほとんどいません。

  • 情報の整理:各社から得た情報をただ並べるだけでは、頭の中が混乱してしまいます。家族会議で情報を共有し、整理することで、冷静に判断できるようになります。

  • 価値観の確認:夫と妻、それぞれの「こだわりたいポイント」や「譲れない部分」は異なります。費用感を比較する過程で、お互いの価値観を再確認し、意見のすり合わせができます。

  • 認識のズレをなくす:営業担当者との会話で、それぞれが受け取った情報のニュアンスが違うこともあります。会議で共有すれば、家族間の認識のズレを防げます。


【実践】費用感を比較するための家族会議3つのステップ

ステップ1:「お金の軸」を決める

まずは、家族全員で「家づくりにかけられるお金」の全体像を共有しましょう。

  • 上限予算の設定:ローンや自己資金を含め、総額でいくらまでなら出せるのかを具体的に話し合います。この金額が、今後の家づくりの「道しるべ」になります。

  • 優先順位の確認:「絶対に譲れないこと(例:広いリビング、庭、太陽光発電)」と、「妥協してもいいこと(例:お風呂のグレード、キッチンのメーカー)」をリストアップします。優先順位を決めることで、費用のメリハリがつけやすくなります。

ステップ2:「比較シート」を使って情報を整理する

展示場見学で得た情報を、漠然とした記憶のままにせず、具体的な数字に落とし込みましょう。

  1. 項目をリストアップ:各ハウスメーカー・工務店で比較する項目を事前に決めます。例えば、以下のような項目がおすすめです。

    • 坪単価

    • 本体価格

    • 標準仕様(キッチン、お風呂など)

    • 耐震性や断熱性などの性能

    • アフターフォローの内容

    • 営業担当者の印象

  2. シートに記入:見学後に、各項目に点数をつけたり、コメントを書き込んだりして、客観的に評価します。これにより、感情に流されることなく、冷静な比較ができます。

ステップ3:「後悔しないための」最終確認

比較シートが埋まったら、最後に家族全員で「もしもの費用」について話し合います。

  • オプション費用:パンフレットに載っている標準仕様だけでなく、「これがあったらいいな」と思うオプション(例:床暖房、造作家具)にかかる費用を具体的に確認します。

  • 諸経費:建物本体の費用以外にも、税金や手数料、外構工事費など、様々な費用が発生します。これらの諸経費をすべて含めた「総額」を把握することが重要です。


まとめ:家族で納得の家づくりを!

家づくりは、人生の中でも大きな買い物の一つです。たくさんの情報に惑わされず、本当に納得のいく選択をするためには、家族全員でじっくりと話し合うことが何よりも大切です。

この記事でご紹介した家族会議のやり方を参考に、ぜひ皆さんの理想の家づくりを成功させてくださいね。

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