住宅展示場に行く前に知っておきたい!賢い総予算の決め方


こんにちは!今回は、住宅展示場へ見学に行く前に、ぜひ知っておいてほしい「家づくりの総予算の目安」についてお話しします。

「憧れのモデルハウスは素敵だけど、一体いくらかかるんだろう...」と、費用について漠然とした不安を感じている方も多いのではないでしょうか。実は、事前に総予算の目安をしっかり把握しておくことで、効率的で後悔のない家づくりができます。


1. 総予算を構成する3つの費用

家づくりにかかる費用は、大きく分けて3つの要素で構成されています。

  • 本体工事費:

    建物の骨組みや屋根、壁、内装など、家そのものを建てるのにかかる費用です。一般的に、住宅会社の広告などで「坪単価」として表示されているのは、この部分の費用です。

  • 付帯工事費:

    本体工事以外にかかる費用で、住宅会社によってどこまで含まれるかが異なります。

    • 解体工事費(建て替えの場合)

    • 地盤改良工事費

    • 外構工事費(庭や駐車場、門扉など)

    • 電気、ガス、水道の引き込み工事費

  • 諸費用:

    家を建てる際に発生する、税金や手数料などの費用です。

    • 住宅ローンにかかる手数料

    • 登記費用

    • 火災保険料

    • 不動産取得税

これらの費用を合計したものが、家づくりの「総予算」となります。


2. まずは「自己資金」と「借入可能額」を把握しよう

総予算を決めるには、まず自分がどれだけのお金を用意できるかを把握することが大切です。

  • 自己資金:

    頭金として用意できる現金です。一般的には、物件価格の20%ほどを用意すると良いと言われていますが、すべてを頭金にせず、手元に生活資金を残しておくことも重要です。

  • 借入可能額:

    銀行などの金融機関から借りられる金額の上限です。これは年収や勤続年数、他の借り入れ状況によって異なります。まずは、いくつかの銀行で住宅ローンの事前審査を受けて、自分がどれくらい借りられるのか確認してみましょう。


3. 「理想の家」と「予算」のバランスをとる

自己資金と借入可能額を把握したら、いよいよ総予算を決めます。

  • 総予算 = 自己資金 + 住宅ローン借入可能額

    この計算式で総予算の上限を決め、その中で土地代、本体工事費、付帯工事費、諸費用のバランスを考えていきます。

  • 付帯工事費と諸費用は20〜30%で見ておく:

    本体工事費は予算内に収まっていても、付帯工事費や諸費用を計算に入れていなかったために、予算オーバーしてしまうケースがよくあります。これらの費用は、総予算の20%から30%程度を見込んでおくと安心です。

まとめ:具体的な予算で、夢を現実に

住宅展示場に行く前に、これらの費用をしっかりと把握し、具体的な予算の上限を決めておくことで、営業担当者との話もスムーズに進みます。

「このモデルハウスのこの部分を、わが家の予算で実現するにはどうすればいいですか?」といった具体的な質問ができるようになり、現実的な家づくりの計画を立てることができるでしょう。

賢い予算計画で、理想のマイホームを手に入れてくださいね。

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