【見学前に必見!】住宅展示場に行く前に知っておきたい「見えない費用」徹底解説

「住宅展示場に行けば、理想の家が見つかるかな?」

「モデルハウスの価格って、そのままの金額で買えるの?」

住宅展示場に足を運ぶのは、マイホームへの夢が膨らむ、とてもワクワクする時間ですよね。しかし、そこで提示される価格は、ほとんどの場合「建物本体価格」であり、それ以外に様々な諸費用がかかることをご存知でしょうか?

何も知らずに話を進めてしまうと、「想像以上にお金がかかる…」「予算が合わない…」といった事態になりかねません。

この記事では、住宅展示場に行く前に必ず知っておきたい、家づくりにかかる「見えない費用」、すなわち諸費用の全貌を分かりやすく解説します。事前に知識を身につけておくことで、予算オーバーを防ぎ、スムーズな家づくりをスタートさせることができます。


なぜ住宅展示場の価格は安い?「建物本体価格」の罠

多くのハウスメーカーが提示する価格は、「建物本体価格」です。これは、あくまで家そのものの工事費用を指し、これ以外の費用は含まれていません。

建物本体価格に含まれない主な費用

  • 土地費用:土地を持っていない場合、土地の購入費用がかかります。

  • 付帯工事費:外構工事(駐車場、庭、塀など)、地盤改良工事、水道・ガス・電気の引き込み工事など。

  • 税金・手数料:印紙税、不動産取得税、固定資産税、仲介手数料など。

  • その他:引っ越し費用、新しい家具家電の購入費用、火災保険料など。

これらの諸費用は、**総費用の20%〜30%**を占めることも珍しくありません。展示場の価格だけを見て「予算内だ!」と安心するのは危険です。


住宅展示場に行く前にチェックしたい諸費用一覧

ここでは、家を建てる際に必ずかかる主な諸費用をリストアップしました。

1. 土地関連費用

  • 仲介手数料:不動産会社を通じて土地を購入する場合に発生。

  • 不動産取得税:土地や建物を取得した時に一度だけかかる税金。

  • 固定資産税・都市計画税:毎年かかる税金。

2. 建築関連費用(付帯工事費)

  • 地盤改良工事費:土地の地盤が弱い場合に必要になる工事。土地の状況によって費用が大きく変わります。

  • 外構工事費:駐車場、庭、門扉、フェンスなど、建物以外の工事費用。

  • 水道・ガス・電気の引き込み工事費:土地の前面道路にライフラインが来ていない場合、引き込み工事費用がかかります。

3. 契約・ローン関連費用

  • 印紙税:工事請負契約書や住宅ローン契約書に貼る税金。

  • ローン保証料:住宅ローンを利用する際に、保証会社に支払う費用。

  • 事務手数料:銀行など金融機関に支払う手数料。

4. その他費用

  • 火災保険料・地震保険料:火災や地震などの災害に備える保険。

  • 引越し費用:新居への引っ越し費用。

  • 家具・家電費用:新居に合わせた新しい家具や家電の購入費用。


住宅展示場での賢い情報収集法

これらの諸費用を事前に知った上で、住宅展示場を訪れると、より効果的な情報収集ができます。

  • 「総額」での見積もりを依頼する:展示場の価格だけでなく、「土地代、諸費用を含めた総額で、この家を建てるにはいくらかかりますか?」と質問しましょう。

  • 諸費用の内訳を具体的に聞く:「付帯工事には何が含まれていますか?」「地盤調査費用は別途ですか?」など、一つひとつ項目を明確にしてもらいましょう。

  • 他社との比較:複数のハウスメーカーを訪れ、各社の見積もりを比較検討することで、適正価格が見えてきます。


まとめ

住宅展示場のキラキラしたモデルハウスを見ると、つい夢中になってしまいますが、その裏に隠された「見えない費用」を理解しておくことが、後悔しない家づくりの第一歩です。

  • 建物本体価格≠総額

  • 諸費用は総額の20〜30%になることも

  • 事前に諸費用の項目を把握しておく

これらの知識を持って展示場に行くことで、夢と現実のバランスを取りながら、予算内で理想のマイホームを実現させましょう。

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