「予算は?」と聞かれても怖くない!住宅展示場で賢く予算相談するチェックリスト
住宅展示場に行くと、夢が膨らむ一方で、ちょっぴりドキドキするのが「予算の話」。営業さんに「ご予算はどのくらいですか?」と聞かれて、曖昧に答えてしまったり、逆に正直に言いすぎてしまったり…なんて経験はありませんか?
でも大丈夫!実は、住宅展示場で予算相談をする際には、事前に押さえておきたいポイントがあるんです。この記事では、あなたの家づくりを成功に導くための**「予算相談チェックリスト」をご紹介します。これを見れば、住宅ローンや諸費用も含めた、本当に必要な資金計画**が見えてきますよ。
1. 予算相談の前に準備すべきこと
いきなり展示場に行くのではなく、まずはご家庭でしっかり話し合っておきましょう。これをするだけで、営業さんとの話がスムーズに進みますし、後々の後悔も減らせます。
✅ 世帯年収と貯蓄額の確認
まずは、世帯全体の手取り年収と、頭金として用意できる貯蓄額を正確に把握しましょう。これがないと、現実的な資金計画は立てられません。
✅ 毎月の返済可能額の目安を立てる
住宅ローンは、長い期間付き合っていくものです。無理のない返済額を事前に決めておくことが大切です。現在の家賃や、将来の教育費なども考慮して、「毎月〇〇万円なら無理なく払える」という金額を決めておきましょう。
✅ 住宅購入にかかる「諸費用」を頭に入れておく
建築費だけでなく、住宅ローンの保証料や事務手数料、登記費用、火災保険料、不動産取得税など、家づくりには様々な諸費用がかかります。一般的には建築費の5〜10%と言われていますが、これも予算に含めて考える必要があります。
2. 予算相談時に必ず聞くべきこと
準備ができたら、いよいよ展示場へ。営業さんと話す際は、以下の項目を一つずつクリアにしていきましょう。
✅ 建物本体の価格に含まれる範囲を確認する
「坪単価」や「本体価格」だけで判断するのは危険です。どこからどこまでが価格に含まれているのか、付帯工事費や外構工事費は別途かかるのかを細かく確認しましょう。
✅ オプション費用について具体的に聞く
モデルハウスには、標準仕様ではないオプションがたくさん使われています。「このキッチンは標準ですか?」「この床材は?」と具体的に質問することで、実際に建てる家の総額がイメージしやすくなります。
✅ 住宅ローンについて相談する
「どこの銀行の住宅ローンを使っていますか?」「一番人気のローンは?」など、具体的な金利や返済期間、借りられる金額の目安を相談してみましょう。
3. 賢く予算を伝えるためのコツ
「予算は〇〇万円です!」と正直に伝えてしまうと、その金額いっぱいのプランを提案されてしまう可能性があります。そこで、少し工夫してみましょう。
「ローンで借りられる金額の上限」と「実際に支払いたい金額」は別物と考える。
**「だいたい〇〇万円くらいで検討しているのですが、もし可能であればもう少し抑えたいです」**といったように、少し幅を持たせた伝え方をすることで、営業さんもより柔軟な提案をしてくれます。
最後に
住宅展示場での予算相談は、あなたの夢を現実にするための第一歩です。このチェックリストを活用して、住宅ローンや諸費用まで含めた資金計画をしっかりと立て、後悔のない家づくりを進めてくださいね!