見学の前に知っておきたい!モデルハウスの設備オプション費用を見抜く方法
こんにちは!今回は、住宅展示場の「モデルハウス」について、展示されている豪華な設備の中に隠された「オプション費用」を見抜くための方法をご紹介します。
「モデルハウスは素敵だったけど、いざ見積もりをもらったら予算オーバー...」という話、よく耳にしますよね。モデルハウスは、その会社の技術力や魅力を最大限にアピールするために、たくさんのオプションが使われていることが多いんです。
1. まずは「標準仕様」を確認する
モデルハウスを見学する際、最初にするべきことは「この家の標準仕様はどこまでですか?」と担当者に尋ねることです。
キッチン・お風呂・トイレ:
水回りは特にグレードの差が出やすい部分です。メーカーやグレード、食洗機の有無などを具体的に確認しましょう。
床材・壁材:
無垢材の床や、特殊な塗り壁などは、オプション費用がかかることが多いです。カタログにある「標準仕様」のサンプルを見せてもらうのが一番確実です。
窓ガラス・断熱材:
高性能な複層ガラスや、高断熱な断熱材も、オプションである場合があります。性能に関わる部分は、後から変更しにくいので、必ず事前に確認しましょう。
2. 「担当者への質問」でオプションを見抜く
ただモデルハウスを見て回るだけでなく、担当者とのコミュニケーションを通じて、オプションを見抜くことができます。
「この設備(建材)は、おいくらくらいオプション費用がかかりますか?」と具体的に質問する:
気になる設備があれば、その場で具体的な金額を聞いてみましょう。たとえば、「このキッチンは、標準仕様から変更すると、おいくらくらい追加費用がかかりますか?」といった質問です。
「わが家の予算だと、どのくらいのグレードになりますか?」と聞く:
自分の予算を伝えることで、担当者はその予算内で可能なプランを提案してくれます。これにより、夢だけではない、現実的な家づくりのイメージが湧きやすくなります。
「このモデルハウスで、一番費用のかかっているオプションはどこですか?」と聞く:
これは少し踏み込んだ質問ですが、モデルハウスで特にアピールしたい、豪華な部分を教えてもらうことができます。
3. 「見学の記録」を残して比較する
複数のモデルハウスを回る際は、記録を残すことが非常に重要です。
写真を撮る:
許可を得て、気になった設備や部屋の写真を撮っておきましょう。
メモを取る:
「このキッチンはオプション」「この床は標準仕様」など、見学中に担当者から聞いた情報を細かくメモしておきましょう。後で、他のモデルハウスと比較検討する際に役立ちます。
まとめ:賢い見学で、後悔しない家づくりを
モデルハウスは、家づくりの夢を広げるための大切な場所です。
しかし、その夢が予算オーバーで終わってしまわないように、今回ご紹介した「標準仕様の確認」や「具体的な質問」、「記録」をぜひ実践してみてください。賢い見学が、後悔しない理想の家づくりにつながります。