トラックや重機の型式指定番号はどこにある?確認方法と車検証の見方を分かりやすく解説
お仕事でトラックや重機を扱う中で、「型式指定番号ってどこに書いてあるんだろう?」と迷ったことはありませんか?
部品の交換や保険の手続き、各種申請のときなど、いざという時にスムーズに確認できないと焦ってしまいますよね。
実は、車検証や車両本体の情報をしっかり確認すれば、誰でも簡単に見つけることができます。
今回は、トラックや重機における型式指定番号の確認方法や、車検証のどこに記載されているのかを分かりやすく解説していきます。
車検証での型式指定番号の確認場所
まずは、もっとも確実で簡単な方法である「車検証(自動車検査証)」での確認方法を見ていきましょう。
車検証は、車両の大切な情報がギュッと詰まった証明書です。
新型式車検証(電子車検証)の場合
近年交付されている電子車検証の場合、紙のサイズが小さくなり、ICタグが組み込まれています。
肉眼で見える券面情報だけではすべての項目が記載されていないため、以下の方法で確認します。
- 自動車検査証記録事項を確認する電子車検証とともに受け取る「自動車検査証記録事項」という用紙があります。この用紙には、従来の車検証と同じように詳細な情報が記載されています。
- 専用アプリやIC読み取りを活用するスマートフォン用の車検証閲覧アプリを使用し、ICタグを読み取ることで、型式指定番号を含む詳細な車両情報を画面上で確認できます。
従来の紙の車検証の場合
従来の紙の車検証であれば、記載されている場所を直接目で見て確認できます。
- 上部中央付近の欄を見る車検証の表面の上部中央あたりに、「型式指定番号」という項目が設けられています。
- 数字4桁の記載を探すこの項目には、通常4桁の数字が記載されています。これが、その車両の仕様を特定するための型式指定番号です。
類別区分番号との違いと役割
車検証を見ていると、「型式指定番号」のすぐ近くに、もう一つ似たような番号が記載されていることに気づくはずです。それが「類別区分番号」です。
- 型式指定番号とは国土交通省が、同一の車種・型式であると認めた車両のグループに対して付与する4桁の番号です。同じ型式の車両であれば、基本的に同じ番号が割り振られます。
- 類別区分番号とは型式指定番号の車よりもさらに細かく、年式、仕様、オプション装備の違いなどを区別するために付与される4桁(または3桁)の番号です。
部品を発注する際や、適合するパーツを探す際には、この「型式指定番号」と「類別区分番号」のセットで聞かれることがよくあります。そのため、どちらもあわせて確認しておくと非常にスムーズです。
車検証以外で確認する方法はある?
手元に車検証がない場合や、重機などで少し特殊な車体の場合、車両に貼られているプレート(コーションプレートなど)から情報を読み取ることもできます。
コーションプレート(銘板)の場所と見方
自動車やトラック、重機には、製造元や型式、仕様などが刻印された金属製のプレート(コーションプレートや銘板)が取り付けられています。
- トラックの場合の主な位置
- 運転席のドアを開けた周辺(ピラー部分など)
- エンジンルームを開けた内部の中央付近
- 重機や特殊車両の場合の主な位置
- 運転席のキャビン内、またはシート周辺
- 車体のフレームや外側側面の見やすい位置
ただし、古い車両や過酷な環境で使われているトラックや重機の場合、泥やサビ、摩耗によってプレートの文字が読みづらくなっているケースも少なくありません。確実性を考慮すると、やはり車検証や自動車検査証記録事項を手元に用意して確認するのがベストな方法です。
トラックや重機の部品交換・調達で番号が必要になる理由
なぜ、これほどまでに型式指定番号の確認が重要視されるのでしょうか。それは、働く車ならではの事情が関係しています。
- 仕様違いによるパーツの不適合を防ぐためトラックや重機は、同じ車種名であっても、年式や細かな仕様変更、オーダーメイドの架装などによって、使われている部品が大きく異なることがよくあります。
- 正確な見積もりとスピーディーな手配のため修理工場やパーツショップへ問い合わせる際、型式指定番号と類別区分番号を正確に伝えることで、適合する部品をピンポイントで探し出すことができます。これにより、発注ミスや作業の遅延を防ぐことができます。
まとめ
今回は、トラックや重機における型式指定番号の確認方法について解説しました。
- 車検証(または自動車検査証記録事項)の指定された欄に4桁の数字で記載されている
- 部品の注文や適合確認の際には、類別区分番号とセットで伝えるとスムーズ
- 車検証が見当たらない場合は、車体にあるコーションプレート(銘板)を確認する
日頃から自分の乗る車両や管理している車両の書類の保管場所を把握し、必要なときにすぐ確認できるようにしておくと安心です。安全で快適な車両管理のために、ぜひ参考にしてみてください。
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